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2018年6月25日

【朗報】身代金ウィルスに暗号化されたファイルを解除するキーを警察が公開

過去数年間にわたってランサムウェア攻撃は増加しています。現在では個人と同様に、組織も業種も問わず無差別に攻撃対象となっており、多くの業界に影響を及ぼしています。ランサムウェアと闘う最も効果的な方法の1つは、官民が連携して攻撃に対処することです。2016年7月に発足したNo More Ransomプロジェクトは、欧州刑事警察機構(ユーロポール)、オランダ警察、Intel Security、カスペルスキー Labが協力して立ち上げた、法執行機関とITセキュリティ企業などとの連携を通してランサムウェア攻撃に立ち向かうための取り組みです。

Kaspersky Lab はベルギー連邦警察の「Cryakl」ランサムウェア捜査に協力し、本日、当局が捜査の過程で得た復号キーを代理で「No More Ransom(ノーモアランサム)」ポータルサイト上で公開しました。これにより、Cryaklの攻撃を受けたユーザーは犯罪者に身代金を支払わずに、暗号化されたファイルを復号できるようになります。当局はCryaklの捜査を継続しています。
<「No More Ransom(ノーモアランサム)」ポータルサイト>
https://www.nomoreransom.org/jp/index.html

今回のケースは、警察とインターネットセキュリティ企業の協力が成果をもたらした新たな成功事例となりました。ベルギーのFederal Computer Crime Unit(FCCU)は、ベルギー市民がCryaklランサムウェア攻撃を受けた際に、隣国の指令サーバーを突き止めることに成功しました。
また、ベルギー連邦検察局が指揮を執り、ベルギー当局が指令サーバーとほかのサーバーを差し押さえると同時に、フォレンジック分析担当者らが復号キーの取得に努めました。Kaspersky Labはベルギー連邦検察局に技術的な専門知識を提供し、ベルギー連邦警察に代わって、No More Ransomポータルサイトで復号キーを公開しました。

Kaspersky Labは、IT上の脅威から世界を守る「Save the World from IT threats」をミッションとするITセキュリティソリューションベンダーです。1997年の設立以来、ITセキュリティ市場におけるテクノロジーリーダーとして、大企業から個人ユーザーまで幅広いお客様に効果的なセキュリティソリューションを提供しています。また、サイバー犯罪の撲滅を目指し、インターポールをはじめとする世界中の法執行機関に対して、脅威インテリジェンスの提供や捜査への協力を積極的に行っています。事業展開は200の国と地域にわたり、ユーザーは全世界で4億人を数えます。持ち株会社は英国で登記しています。

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