すべての交番と駐在所(計152カ所)で運転免許証の自主返納手続きを受け付け、本人が入院中などで来所できないケースでは、警察署と総合交通安全センターで平日に限り、委任状などを持参した代理人による申請も受け付けている山形県では、昨年の交通事故6446件のうち、65歳以上の高齢者による事故は21%を占め、割合も年々増加。高齢者の自主返納も2年前から倍増。窓口をさらに増やして対応していく方針らしい。
なぜ高齢者の事故は交差点に多いのか。
■ 認識できる範囲
ドライブシミュレーターを使用した実験結果から対向車や歩行者への反応できる範囲が、若者は30m以上であるのに対し、高齢者は20m以内の狭い範囲でしか認識できないことが判明。
つまり、かなり近くにならないとブレーキを踏んだりハンドルを回したりするなどの回避行動ができないのです。かなり近くにならないと回避不可能。
■ 視野の減少
認識できる範囲が狭い原因の一つとして、視野の減少があります。
40歳代くらいまでは前方を広角120度以上で眺められていたのが、年々減少し、前方60度しか見えていません。真正面しか見えていないので、周囲の様子は首や体を動かさないと視界に入らず、カラダの動作自体も遅くなっているため、視界へ入った頃には衝突している・・・という状態です。
参照 : http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3527/3.html
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