筋トレといえば、真っ先にジムのトレーニングマシンを思い浮かべます。そしてプロテイン補給による筋肉増強。しかし、それでは本当に強い体をつくることはできません。
なぜなら、ある特定の筋肉ばかりが鍛えられ、筋肉とつながっている腱や関節とのバランスが悪くなるからです。本物の強さを手に入れるには、自重力トレーニングしかありません。段階的にレベルを上げていけば、最強の体をつくることができます。
方法は大きく6つに分かれます(ビッグ6)。
プッシュアップ、スクワット、プルアップ、レッグレイズ、ブリッジ、ハンドスタンド・プッシュアップ。
それぞれのトレーニングにおいて、注意点や効能、そして詳細なやり方を解説しています。たとえば、プッシュアップでは、スピードを重視すべきとアドバイスしています。
「伸張反射」と呼ばれるメカニズムを通じて、瞬間的に大きなパワーをつくり出せるようになります。またトレーニングで軽視されがちなブリッジの重要性を強調しています。脊柱起立筋を中心とした脊柱まわりの筋肉は、運動能力に大きな影響を及ぼします。投げたり、ねじったり、曲げたり、持ち上げたりといった運動は、脊柱の筋肉が強いほど、スムーズかつパワフルに行えます。
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